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第15回 審査員総評・受賞者コメント

第15回 こども絵画コンクール総評

総評

第15回を迎えた今回も、たくさんの施設の皆様のご協力を頂戴し、188点もの作品をご応募いただきありがとうございました。審査員の方々は、こどもたちの絵画を毎年見せていただくのが、とても楽しみになっていると話しております。
さて、今年のテーマは、「僕、私の〇〇」でした。このテーマに決めたのは、テーマを何かに限定せずに自由な発想で子ども達に描いてもらいたいと考えたからです。実際に応募いただいた絵には、様々な想いが描かれており、多彩ですばらしいものばかりで、こどもたちの発想はこんなに広がるのだなぁと感心させられました。
今回も審査員みんなで悩みながら受賞者を決めましたが、入賞しなかった作品のなかにも素晴らしい作品がたくさんありました。全作品をこのHPで鑑賞できますので、ぜひご覧いただけたらと思います。

最優秀賞 講評

日展系示現会(しげんかい)会員であるアトリエ筑紫会会長 五郎丸千恵子様より最優秀賞の作品4点に講評を頂きました。

小学生低学年、中学年、高学年、中学生の四部門から最優秀賞が各一点ずつ選ばれました。おめでとうございます!
テーマ「僕、私の〇〇」。それぞれの想いの中から一番大切なもの、人間愛・家族愛だったり、絆、好きなもの、宇宙、生きもの等々多彩な絵が大変よく描かれていました。

◆低学年1,2年生の部・題名:「ぼくの大好きな虫の世界」

大好きな虫がとても丁寧に描かれて好感のある作品です。
昆虫の世界がまわりの緑の美しい自然と相まって良い作品になりました。

受賞者の声

こんかい、さいゆうしゅうしょうにえらばれて、とってもうれしいです。
ぼくは、むしがすきなので、たくさんむしをかきました。
とくにバッタがすきなので、1ばんおおきくかきました。

◆中学年3,4年生の部・題名:「私と先生」

いつも優しい先生と一緒に、美味しいものを食べながら…。
何か気持ちが通じ合えるそんな時間がとても嬉しいのかな。
大切なひとときを描くことができました。

受賞者の声

最優秀賞に選ばれて嬉しいです。
去年まで担当だった大好きな先生の絵を描きました。

◆高学年5,6年生の部・題名:「お祭り」

夏の夜、みんなでお祭りに行った時のことでしょうか?
夜空には花火も描かれ、りんご飴の夜店にも行ったのでしょうね。
きっと楽しい忘れられない大切な思い出でしょうね。

受賞者の声

このような賞をいただきありがとうございます。
この作品は、私がコロナウイルスが流行する前の、花火大会のおもいでを描いたものです。
マラソン大会や、他の行事も行われることを楽しみにしています。

◆中学生の部・題名:「私の心の中」

自然が美しく、丁寧に、描かれています。
向日葵・バラ・朝顔、そして宇宙、赤・橙・黄色・みどり・青・藍色・紫の七色の虹…。こんな美しい心の中を描けたことは素晴らしいです。

受賞者の声

この絵にこめた思いは、今は世界で多くの争いがおこっていて自分が描いた絵のように平和になってほしいという思いと、今後も未来は続き、誰にとっても無限大の可能性が秘められているということを知ってほしいです。

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